新庄ビッグボス“硬派な一面”は父親譲り?新シーズンへ向け「昭和の血が騒いでます」

＜日本ハム新人自主トレ＞上原（左）と話し室内練習場へ向かう新庄監督（撮影・沢田　明徳）
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　日本ハムは9日、2月1日から始まる春季キャンプのスケジュールを発表。初実戦は2月6日の紅白戦（名護）で、同8日に阪神と初の対外試合を行う。千葉・鎌ケ谷で行われた新人合同自主トレを視察した、ビッグボスこと新庄剛志監督（49）は「エラーして下向いてふてくされている選手はすぐに2軍に落とす。そのへんはやっぱり昭和の血が騒いでいますね」と監督1年目として迎える新シーズンへ向け意気込んだ。

　ついに始まるキャンプインへ向け新庄監督は「これからの主役はまじで選手ですよ。おれじゃないから。それ前から言ってますよね、僕。だから多少のトークの感じのパフォーマンスは見せるけど、やっぱ選手中心」とコメント。選手たちには「元気出して野球を楽しんでほしい。選手とファンがワーっとしている映像が映ってくれたら、もう。ちょっと楽しそうじゃね？」と要望。

　実戦に向けては「練習試合もオープン戦も公式試合も一緒の感じなんですよね。公式戦だからって、よし『さあ行こう』っていうのはない。今年に関しては。だってみんなにとっては（ゼロからスタートする）今年が一番チャンスと思っている。来年は、こないだも言ったように、ガチガチでいくから。もうベンチ10人くらいでいい。というくらいの、だからこそ（選手自ら）ポジションをつかみにきなさいっていう」と説明。

　続けて「調子が良くて結果を出せるやつはもちろん使うけど、いろんな選手を使いたいから、今年はこうこうこうだからって本人にも言うし、分かりましたって納得もさせるし。その代わりエラーして下向いてふてくされていたら、すぐに2軍に落とす。そのへんはやっぱり昭和の血が騒いでいますね。おれの親父、合気道の先生だったから。そういうところは許せないみたいな」と“硬派な一面”が父親から影響を受けたものだと明かした。

＜日本ハム春季キャンプ試合日程＞

2月6日　紅白戦（名護）
2月8日　練習試合・阪神戦（宜野座）
2月11日　練習試合・阪神戦（名護）
2月12日　紅白戦（名護）
2月13日　練習試合・楽天戦（金武）
2月15日　練習試合・巨人戦（セルラー）
2月16日　練習試合・中日戦（北谷）
2月19日　練習試合・ロッテ戦（名護）
2月20日　練習試合・楽天戦（名護）
2月23日　練習試合・中日戦（名護）
2月26日　オープン戦・DeNA戦（名護）
2月27日　オープン戦・広島戦（名護）