楽天・銀次が現状維持でサイン 右手首痛とコロナで不完全燃焼「全然野球ができなかった」

[ 2021年11月29日 11:10 ]

契約更改後の会見で来季への思いを語る楽天・銀次(球団提供)
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 楽天の銀次内野手(33)が29日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億1000万円プラス出来高払いでサインした。

 16年目の今季は開幕直後の3月28日に右手首を痛めて離脱。7月下旬には新型コロナウイルスの陽性判定を受け、実戦復帰まで約2カ月もの時間を要した。1軍では35試合の出場にとどまり、打率・286、0本塁打、3打点という成績だった。

 不完全燃焼でシーズンを終え、更改後の会見では「怪我もあったし体調不良もあった。全然野球ができなくて、すごく悔しかった」と振り返った。来季が3年契約の最終年。「東北の出身者ですし、年も上なので引っ張っていきたい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)

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