オリックス・能見 7年ぶりシリーズ登板よりもコーチ目線「若い子が経験して、確実にみんな成長している」

[ 2021年11月28日 00:41 ]

SMBC日本シリーズ2021第6戦   オリックス1ー2ヤクルト ( 2021年11月27日    ほっともっと神戸 )

<日本S ヤ・オ6> 延長11回、村上を左飛に打ち取り、マウンドをおりる能見(左) (撮影・平嶋 理子) 
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 オリックス・能見篤史投手(42)が、27日の「SMBC日本シリーズ2021」第6戦で、延長11回に3番手で今シリーズ初登板。ヤクルトの主砲でセ・リーグ本塁打王の村上を左飛に打ち取り、役割を果たした。

 「自分のできるところは、と思っていた。一発だけはなるべく避けるというところ。四球とホームランだけはダメなところだった」

 1人だけのワンポイントリリーフだったが、元阪神の主力選手でもある能見の登板には声援も大きかった。日本シリーズ登板は、阪神時代の2014年に、ソフトバンクとの第2戦で先発して以来。その際は6回を6安打2失点で敗戦投手となっていただけに“雪辱”を果たした格好だが、自身の結果よりも充実感を見せたのが、若手選手の奮闘だった。

 「僕ではなくて若い子たちが経験して、確実にみんなが成長してくれている。監督も発展途上だと言われている。いろんな投手に1軍で経験してほしいし、その手助けができたら」と兼任であるコーチ目線で語り、「(僕はコーチ兼任で)選手だけではないので。まだまだ伸びる選手ばかりなので、非常に楽しみ」と今後の伸びしろも感じていた。

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