阪神・井上 佐藤輝と近未来クリーンアップ打つ!強化練習期間に密接交流「自分から積極的に聞いていく」

[ 2021年11月27日 05:30 ]

2人でキャッチボールを終え、談笑する佐藤輝(左)と井上 (撮影・後藤 大輝) 
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 右足頸骨(けいこつ)骨折から復活を目指す阪神・井上は、強化練習期間に佐藤輝との“密接交流”を図る。

 「ささいなことでもいいので、コミュニケーションを取っていければいいなと。自分から積極的に聞けることとか、聞きたいことがあれば聞いていこうかなと思ってます」

 この日から鳴尾浜で実施された若手中心の強化練習に、佐藤輝も合流した。共に故障者で別メニュー調整だったとはいえ、エキシビションマッチで1日限定昇格して以来の“共演”。キャッチボールを行った際には、スローイングについての意見もかわした。

 「外国人選手とキャッチボールしているような。ずっとしゃべりながらやったり、ペースがばり速かったり。マイペースというか、自分のやりたいようにやっているなという感じでした。(佐藤輝の球が)真っスラしていたんで。自分は縫い目をずらしてわざとシュート回転するように投げたら、(捕球側も)タッチしやすい、と」

 左右の違いはあるが、同じ長距離砲タイプ。佐藤輝との交流は自らの経験値を上げていくことにもつながる。2人して、虎の未来を担う存在であることに変わりはない。「輝さんの前か後ろを打てるようになれれば自分もいいなと思っている。打てるように頑張ります」。近未来のクリーンアップ形成へ力を込めた。(阪井 日向)

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2021年11月27日のニュース