オリックス・山崎颯 5回1失点はあっぱれ! 2回にサンタナに先制弾浴びるも、落ち着いた投球光った

[ 2021年11月24日 19:45 ]

SMBC日本シリーズ2021第4戦   オリックスーヤクルト ( 2021年11月24日    東京D )

<日本S ヤ・オ(4)> 3回2死一、二塁、サンタナを遊ゴロに仕留めた山崎颯(左) (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 入団5年目のオリックス・山崎颯一郎投手(23)が、24日の「SMBC日本シリーズ2021」第4戦に先発し、5回を4安打1失点でしのいだ。勝利投手の権利は得られなかったが、日本シリーズ初登板で落ち着いた投球内容を見せた。

 初回、山田に初安打を許したものの、続く村上のバットをへし折って右飛。2回には先頭のサンタナに右翼へ先制弾を献上したが、ずるずると崩れることはなかった。

 3回は1死一、二塁のピンチで村上を遊飛、サンタナを三ゴロにしとめて踏ん張ると、5回にも1死から塩見に四球を与えたものの、青木を一飛。さらに二盗を狙った塩見を若月が刺して、援護した。5回に代打を送られてマウンドを譲ったが、あっぱれとも言える投球内容だった。

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは、第3戦の先発に抜てきされたものの、3回途中4安打1失点で、59球で降板。悔しいマウンドとなったが、負ければヤクルトに王手を許す試合で、23歳の若武者の投球が光った。

 ▼オリックス・山崎颯「緊張もありましたが、とにかくすべてを出し切って、バッター1人1人を抑えていこうとマウンドに上がっていました。若月さんが盗塁を刺してくれたり、野手の方達の好守に助けられたおかげで、結果的には5回を1失点でしたが、3者凡退で抑えるイニングも少なかったですし、流れを持ってくるようなピッチングが出来ていなかったと思います。このあとはとにかくチームが勝ってくれること、それだけを信じて応援します」

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月24日のニュース