オリックス・宗「必死に食らいついて」会心の先制打 痛恨悪送球の悔しさは次戦で晴らす

[ 2021年11月24日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2021 第3戦   オリックス4ー5ヤクルト ( 2021年11月23日    東京D )

<ヤ・オ>3回、小川から先制の右前適時打を放つ宗 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 先制打の喜びも一瞬だった。3回1死満塁からオリックス・宗が小川の126キロチェンジアップを右前に打ち返した。「必死に食らいついていこうと思った。タジ(田嶋)もバントを決めていたので、何とか先制点になってくれて良かった」と日本シリーズ3試合連続、4本目のヒットに握りこぶしを突き上げた。

 中嶋監督の「2番・三塁」起用に応え、今季はキャリアハイの139試合出場で、打率・272とブレーク。「打てなくても使うから、積極的にやってこい」と背中を押し続けた指揮官に、大舞台での成長をアピール。だが、5回には自らの悪送球による適時失策も加わり、ヤクルトにリードを許し、終盤の得点圏の打席も生かせなかった。この悔しさはこのシリーズで晴らすしかない。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月24日のニュース