ヤクルト勝った! 高橋が宮城に投げ勝ちプロ初完封 39歳・青木がV打 セ球団、13連敗でストップ

[ 2021年11月21日 21:00 ]

SMBC日本シリーズ2021第2戦   ヤクルト2―0オリックス ( 2021年11月21日    京セラD )

<日本S オ・ヤ(2)>完封勝利を挙げ、中村(左)とハイタッチをかわす高橋(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルトは2―0でオリックスに競り勝ち、衝撃的な逆転サヨナラ負けを喫した開幕戦から対戦成績を1勝1敗の5分に戻した。

 ヤクルト打線は相手先発左腕・宮城大弥投手(20)に5回まで完全投球に封じられていたが、6回1死から西浦がチーム初安打。8回には、その西浦が1死から初の四球を選んで出塁すると、塩見も安打で続いた2死一、二塁で青木宣親外野手(39)が中前に先制適時打を放って宮城をマウンドから引きずり下ろし、9回にはオスナの右前打が敵失を誘発して貴重な追加点を加えた。

 投げては先発左腕・高橋奎二投手(24)が5回まで毎回安打を打たれながらも宮城との投手戦に一歩も引かず、9回を5安打に抑えて日本シリーズ初登板初先発でプロ初完投初完封。守護神マクガフが9回に3失点して逆転サヨナラ負けを喫した開幕戦の悪夢を振り払った。

 なお、セ・リーグはこの白星が2018年第2戦で広島がソフトバンクを下して以来3年ぶりとなる日本シリーズ勝利で、連敗を13でストップ。日本シリーズにおけるパ・リーグ本拠地での連敗も20で止めた。

 22日は移動日。23日の第3戦はヤクルトの本拠・神宮球場が使用できないため、東京ドームに舞台を移して行われる。

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