続投が決まった西武の辻監督が来季の戦いに思いを馳せる「今季の悔しさをすべてぶつけます」

[ 2021年10月26日 22:41 ]

西武・辻監督
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 西武の辻発彦監督(63)の続投が決まった。今季は開幕からケガ人が続出し、就任5年目で初となるBクラスが決定。それでもシーズン最終戦の試合後、正式に続投を要請され、受諾した。

 居郷肇球団社長は(65)は「Bクラスが3年続いて低迷していたところ、辻監督を招へいしていきなり2位になりましたし、翌年優勝して、2連覇と短期間で盛り上がるチームを作った手腕を高く評価しています。このチームは辻監督が育てたというか、作ってきたチームでありますし、反省も一番、辻監督が分かると思う。その点も踏まえて、来年辻監督にこの屈辱、悔しさを晴らしてもらうには優勝しかない」と続投の理由を説明した。

 辻監督も「大好きなチームがこのまま低迷してはいけない。今季の悔しさをすべてぶつけます。いろんな若い選手が経験したけど、まだまだレギュラーを取るところまで達していない。今年経験した奴が自信として、成長してくれるかもしれない。それが競争になってチームが強くなる。我慢して使った先発陣も少し後半に安定した力を見せてくれて、成長したなって感じさせてくれた。楽しみはまた膨らんできたと思います」と早くも来季の戦いに思いを馳せた。

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2021年10月26日のニュース