日本ハムルーキー伊藤、10勝一番乗りへ6度目の挑戦実らずも、黒星は消えた

パ・リーグ   日本ハム2―2ソフトバンク （ 2021年10月21日    ペイペイD ）

＜ソ・日25＞7回、2失点で降板した伊藤（右）（撮影・中村　達也）
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　日本ハム・伊藤大海投手（24）の新人10勝一番乗りをかけた6度目の挑戦も実らなかった。150キロ超の直球とスライダーを軸に序盤から押した。3回2死からは4者連続三振。5回は1死一、二塁のピンチも柳町、牧原大を連続三振に仕留めた。しかし7回2死三塁から甲斐にスライダーを左翼席に運ばれてしまう。痛恨の一撃にに伊藤はこの回限りで降板した。

　「また前回同様粘り切ることが出来ず、不甲斐ない投球をしてしまい申し訳ない気持ちです。次があるかどうか分かりませんが、この1年の集大成を見せられるよう、明日から気合いを入れ直していきたい」と反省しつつ巻き返しの誓った。

　なお9回に杉谷拳士内野手（30）の同点2点打で伊藤の黒星は消えた。