オリックス・中嶋監督 25年ぶりVへ残り1試合「勝たなきゃいけないと思っていってきます」

[ 2021年10月21日 21:01 ]

パ・リーグ   オリックス3ー2西武 ( 2021年10月21日    京セラD )

<オ・西>選手交代を告げベンチに戻る中嶋監督(撮影・奥 調)
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 オリックスは21日、西武(京セラドーム)と対戦し3―2の1点差で勝利を収めた。

 試合後のインタビューで中嶋監督は「最後までつなぐことができて良かった」と安どした表情を見せた。25年ぶりリーグ優勝へ、残り2試合。1つも落とせない重要な試合で先発・宮城が5回2/3を1失点と粘った。「最初1、2回のあたりは(ボールに)バラツキがあった。途中から非常にいい感じに戻った」と称えた。

 それでも6回にブランドンに被弾し、2死一塁の場面で継投へと切り替えた。「ちょっと捉えられてきたかなという感じがあった」と、5回から西武打線にいい当たりが出始めていたことを懸念していた。そこから比嘉、吉田凌、ヒギンス、平野の継投で逃げ切り「良く投げてくれた」と救援陣に感謝した。

 打線は西武の投手陣の前にわずか4安打だったが、相手のミスにも助けられた。「エラーでもらった点数ですけど、どんな形でも先制点は非常に大きい。楽になった」と語った。また5回の宗のソロ本塁打に「大きかった」と評価した。

 ホーム最終戦を勝利で飾り、シーズンも残り1試合。25年ぶりのリーグ優勝へ勝利が必要になる。指揮官は「あと1試合。全員でやりますし、勝たなきゃいけないと思っていってきます」と気を引き締めた。

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2021年10月21日のニュース