ロッテ朗希でついに51年ぶりマジック点灯!2位のまま「M9」最短19日優勝!

[ 2021年10月14日 20:55 ]

パ・リーグ   ロッテ6―1オリックス ( 2021年10月14日    京セラD )

6回無死、本塁打を放ち生還する岡を迎える佐々木朗(中央)(撮影・後藤 正志)
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 ロッテはオリックスとの直接対決を6―1で制し、51年ぶりとなる優勝マジック「9」を今季初点灯させた。現時点での最短優勝決定日は19日。

 ついについに優勝マジックを点灯させた。51年ぶりとなるM灯を呼び込んだのは19歳の佐々木朗だ。自身初となる中6日の登板も怪物右腕には関係なかった。150キロ台5連発で幕を明けると、6回まで三塁を踏ませぬ快投。この日最速158キロを4度もマークするなど直球を軸にオリックス打線をねじ伏せ、相手先発陣の二枚看板で今季12勝を挙げている宮城との投げ合いで圧巻のピッチングを見せた。

 ロッテ打線は初回、宮城からレアード、エチェバリアの連続適時打で早々と3点を先制。2回には中村が、3回には藤岡がそれぞれ適時打を放ち若き右腕を援護。さらに6回先頭の8番・岡が5号ソロを放ち貴重な追加点を奪った。

 佐々木朗の後を受けた2番手・唐川が7回を、ハーマンが8回をそれぞれ無失点に抑えると、最後は東妻が1失点するも完勝。。直接対決の大一番を2勝1分けと負けなしで2位のままながら待望の優勝マジック「9」を灯した。残り10戦。まだ首位のオリックスとの歴史的な優勝争いは続くが、2005年以来のリーグ優勝へ一気に駆け抜ける。

 《51年前M点灯の日 加山雄三さんロス挙式》 51年前のロッテのマジック点灯は1970年9月5日。西鉄に逆転勝ちした。この試合のスタメンは(1)一塁・榎本喜八(2)中堅・池辺巌(3)右翼・ロペス(4)左翼・アルトマン(5)三塁・有藤通世(6)二塁・山崎裕之(7)捕手・醍醐猛夫(8)遊撃・飯塚佳寛(9)投手・木樽正明。勝ち投手は3番手の佐藤元彦。負け投手は西鉄の若きエース東尾修だった。この日セ・リーグでは首位・巨人が柴田勲らの活躍でヤクルトに勝ち7連勝。2位・大洋は平松政次が中日を完封。21勝目を挙げた。

 なお、ロッテのマジック点灯を伝えたスポニチの9月6日付け1面は「加山雄三結婚」女優・松本めぐみと(日本時間5日午前)ロスで挙式したことを伝えている。

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