ヤクルトの連勝が7でストップ マジック11のまま 最短Vは17日に

[ 2021年10月9日 21:39 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―2阪神 ( 2021年10月9日    神宮 )

<ヤ・神>9回2死満塁、一打サヨナラの好機も村上は投ゴロに倒れ試合終了(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは2位・阪神との直接対決第2ラウンドに1―2で競り負けて今月初黒星を喫し、連勝が7で止まった。8日に初点灯した優勝マジックは11のまま。最短での優勝決定日は17日となった。

 ヤクルトは先発左腕・高橋が初回に2四球を出して招いた1死一、二塁のピンチで大山に左前適時打されて1点先制を許したが、3回に先頭・青木の右翼線二塁打から2死一、二塁とし、中村の中前適時打で同点。

 だが、1―1のまま迎えた7回だった。3番手右腕・今野が先頭のロハス・ジュニアに右前打されると、犠打で1死二塁となってから島田の打球が一塁ベース付近のアンツーカー部分で大きくバウンド。これがオスナの頭を越えて右翼線へ抜ける二塁打となって勝ち越しを許し、これが決勝点となった。

 先発左腕・高橋は5回で8三振を奪い、3安打1失点と力投。だが、打線は初回の2死一、二塁でオスナの右中間寄りの大飛球を近本の美技に阻まれると、中村、サンタナの連打で無死一、三塁とした2回は西浦、高橋、塩見が3者連続三振して無得点。1点を追う9回は代打・川端の遊撃への内野安打と塩見の右前打に敵失も絡んで1死満塁とサヨナラ機を築いたが、山田、村上が連続凡打した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月9日のニュース