巨人が水野雄仁スカウト部参与のスカウト部長就任を発表 11日ドラフト会議注目

[ 2021年10月7日 15:36 ]

水野雄仁氏
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 プロ野球の巨人は7日、水野雄仁スカウト部参与(56)がスカウト部長に就任することを発表した。水野氏は巡回投手コーチだった20年4月からスカウトを兼務し、アマ野球の現場を視察しドラフト候補のチェックを行ってきた。同職は20年4月から空位が続いていた。

 池田時代には「阿波の金太郎」として甲子園夏春連覇など、知名度も抜群。コーチ歴も長く現場での豊富な知識と経験を、選手獲得に最大限生かす狙いがある。11日のドラフト会議は新体制で臨み、原監督らとともに会議に参加する予定となった。

 ドラフト会議直前でのスカウト部門強化。球団は5日にスカウト会議を行い、投手を1位指名する方針を固めており、当日までに即戦力か素材型か検討を重ねている状況。水野新スカウト部長が加わるドラフト会議での指名に注目が集まる。

 ◇水野 雄仁(みずの・かつひと)1965年(昭40)9月3日生まれ、徳島県阿南市出身の56歳。池田高では「阿波の金太郎」のニックネームで高校野球ファンに親しまれ、82年夏の甲子園、83年春のセンバツを連覇。83年夏は4強。同年ドラフト1位で巨人入り。通算265試合で39勝29敗17セーブ、防御率3.10。96年に現役引退。99年から01年まで巨人1軍投手コーチ。19年に1軍投手コーチで復帰。20年は巡回投手コーチ、21年はスカウト部参与。1㍍79、82キロ。右投右打。

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2021年10月7日のニュース