ヤクルト・山田30号満弾! 背番1“大先輩”池山隆寛に並んだ!5度目の30号到達は球団日本人2人目

[ 2021年9月26日 18:20 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2021年9月26日    神宮 )

<ヤ・中>3回無死満塁、左越え満塁本塁打を放つ山田(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの山田哲人内野手(29)が26日、本拠(神宮)での中日戦に「3番・二塁」で先発出場。2―0の3回に左翼へ30号満塁弾を放ち、2年ぶり5度目の30本塁打に到達。シーズン30本塁打5回は球団日本人最多タイ記録となり、池山隆寛(88~92年)以来2人目の快挙を達成した。

 11試合負けなし(7勝4分け)のチームを主将としてけん引する山田は3回、相手先発・小笠原の投じた4球目のストレートを捉え左翼スタンドに30号満塁弾。23日DeNA戦以来3試合ぶりの一発で背番号1の“大先輩”に並んだ。山田は「最低、外野フライでもという気持ちで打席に入りました。インコースの難しい球でしたが上手く反応して打てました」とコメントした。

 ヤクルトでのシーズン30本塁打5回は過去2人。最多記録はバレンティンの8度(11~14、16~19年)、日本人では池山隆寛(88~92年)のみ。山田は球団として3人目の快挙を成し遂げた。

 ◆山田 哲人(やまだ・てつと)1992年(平4)7月16日生まれ、兵庫県出身の28歳。大阪・履正社では3年夏に甲子園出場。10年ドラフト1位でヤクルト入団。14年に日本人選手右打者でシーズン新記録となる193安打。15年は史上初の本塁打王&盗塁王の同時獲得を果たした。15、16、18年にトリプルスリーを達成。東京五輪では日本代表として全5試合に出場し、チーム最多の7打点をマークするなど金メダル獲得に貢献。大会MVPも受賞した。1メートル80、76キロ。右投げ右打ち。

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