阪神・高橋は完璧主義者 完封にも「前半は全然良くなかった」 どの次元で納得するのか楽しみ

[ 2021年9月26日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3ー0巨人 ( 2021年9月25日    東京D )

<巨・神(21)>プロ初の完封勝利を挙げた高橋はスタンドのファンに手を振る(撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】ヒーローインタビューでの話し方からも分かるように、普段は穏やかで愛されキャラの高橋。だが、野球に関しては完璧主義者だと取材を通して強く感じる。実戦復帰後3度目の先発だった8月31日のウエスタン・リーグ広島戦では5回1/3を1安打無失点。2軍戦とはいえ、別格の内容に見えたが「先発3試合で一番良くなかった。ムラというか、波があるのであんまり」と首をひねっていた姿が忘れられない。

 安藤2軍投手コーチは「心配性なところがある。すごくいいボールを投げても(本人は)まだまだ…と」と話せば、久保田2軍投手コーチも「悪い悪いと思って悪くなっていくのはよくないので“今ので十分だよ”とは言ってました」と明かしていた。

 この日も「前半は全然良くなかった」と振り返った左腕。どの次元までたどり着けば、納得するのか。ある意味、楽しみだ。(阪神担当・阪井日向)

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2021年9月26日のニュース