阪神・俊介 二塁憤死も“らしさ”全開 2軍でラスト安打、師匠・金本氏からは「頑張りなさい」メッセージ

[ 2021年9月26日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神2ー2オリックス ( 2021年9月25日    甲子園 )

<ウエスタン神・オ>引退セレモニーで胴上げされる阪神・俊介(撮影・坂田 高浩)
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 今季限りで現役引退する阪神・俊介が「引退試合」となったウエスタン・リーグのオリックス戦で、最後まで「らしさ」を発揮した。

 「1番・左翼」で先発し4打席無安打で迎えた延長10回無死一塁の最終打席で初球真っすぐを中前打。三塁への送球を見て二塁を狙ったが、中継に入った遊撃手から二塁に転送されタッチアウト。それでも甲子園は大きな拍手に包まれた。

 「緊張もありましたし、ワクワクも(ありました)。楽しみだったので、楽しくやれたかなと思います」

 16日の引退会見の際には連絡が取れていなかった前監督で、自身の二盗失敗で連続試合出場がストップした金本知憲氏から「第2の人生の方が長いから、そこでしっかり恩を返せるように頑張りなさいと言っていただきました」とメッセージをもらったことも明かした。ファンへのあいさつ後、笑顔で7度、宙に舞い12年間のプロ生活に終止符を打った。(須田 麻祐子)

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