首位ヤクルト 1安打無得点でも負けなかった 塩見が8回左前打でノーヒットノーラン阻止

[ 2021年9月25日 20:42 ]

プロ野球セ・リーグ   ヤクルト0ー0中日 ( 2021年9月25日    神宮 )

<ヤ・中>8回1死一塁、塩見はチーム初安打を放ちガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 7連勝中の首位・ヤクルトは25日、本拠で中日と0―0の引き分けとなるも11戦負けなしと不敗を継続。2位・阪神にはゲーム差なしまで迫られたが、勝率で上回り首位の座はキープした。打線がわずか1安打と振るわず7回3安打無失点と好投した先発・高橋奎二投手(24)を援護できず。中日先発ロドリゲス投手(24)から8回1死までノーヒットに抑えられたが、塩見泰隆外野手(28)が左前打を放ち大記録達成を阻止した。

 試合は両先発の投手戦となり、両チーム6回まで0行進。打線は6回、この日初めて先頭打者を四球で出塁させたが高橋がバントで送れず、そのまま後続も倒れ無得点。相手先発ロドリゲスの前にノーヒットに封じられた。

 先発の高橋も7回まで3安打のみと好投。5回には2死二、三塁のピンチを迎えたが京田を中飛に打ち取り無失点。110球の熱投でマウンドを降りた。

 7回には山田、村上と連続四球で無死一、二塁とチャンスを作るも後続が倒れ無得点。好投を続けるロドリゲスの前に頼みの“代打の神様”川端も二ゴロに封じられた。

 それでも2番手の清水が8回を無失点で終えると、その裏の攻撃でようやく安打が飛び出す。先頭の代打・宮本が四球を選び出塁。1死となったところで塩見が2球目のストレートを左前へ弾き返し、1死一、二塁とチャンスを広げた。しかし、青木が右飛、山田が見逃し三振に倒れ待望の先制点とはならず。9回も両チームに得点はなく0―0のまま引き分けに終わった。

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