オリックスの「ひとみちゃん」山賊狩り失敗で連勝ストップ 中嶋監督「引っ張ったことが全てかな」

[ 2021年9月21日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス4-6西武 ( 2021年9月20日    京セラD )

<オ・西>5回2死二塁、6失点し悔しそうな表情を見せる本田(右)(撮影・後藤 正志)
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 「Bsオリっこデー」の3戦目で、快投を期待した「ひとみちゃん」が西武打線につかまった。今季2度目、通算3度目の先発でプロ初勝利を狙ったオリックスの本田仁海(ひとみ)が4回2/3を8安打6失点で降板。チームの連勝は3で止まり「5回を投げ切れずにマウンドを降りることになってチームに申し訳ない」と唇をかんだ。

 3回1死から呉念庭(ウーネンティン)に先制ソロを浴び、さらに2死満塁から中村に右前2点打を許し、この回3失点。味方が1点を返した直後の5回にも3点を失った。最速155キロの直球を軸に勝負を挑んだが、要所での制球力を欠いた。中嶋監督は「引っ張ったことが全てだったのかな。スパッと行っておけば展開が変わっていたかなという思いはある」と投手交代のタイミングについて自省した。

 西武・高橋に対し8回までに4点を返したが及ばず今季3戦全敗となった。首位ロッテが勝ち、ゲーム差は3・5に広がった。22日の日本ハム戦の予想先発も本田同様、プロ未勝利の山崎颯。若い力を起爆剤として、首位を追いかけたい。(桜井 克也)

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