阪神 3点劣勢の9回に起死回生ドロー 矢野監督「うちにとって引き分けっていうのは勝ちだと思う」

[ 2021年9月14日 22:26 ]

セ・リーグ   阪神4-4ヤクルト ( 2021年9月14日    神宮 )

<ヤ・神(19)> ナインを迎える矢野監督(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神の矢野監督は9回に3点劣勢を追いついた引き分けに、大きな価値を強調した。

 ヤクルトの守護神・マクガフを攻め、9回1死一、二塁からマルテが左中間越えの同点3ラン。「クローザーからああやって打ってくれるっていうのは。うちにとって引き分けっていうのは、勝ちだと思うんで」と首位に立つチームの立場で追いかけるヤクルトに負けなかった事実に大きくうなずいた。

 序盤から好機で1本が出ないもどかしい展開だっただけに指揮官は「(マルテが)みんなのモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような。普通にいけば試合展開的にあのまま終わってしまう方がもちろん(可能性は)高いんで。同点に追いつけたっていうのはすごく価値がある」と結んだ。

続きを表示

2021年9月14日のニュース