ヤクルト村上だけじゃない!DeNA宮崎も通算100発あと2 大卒社会人出身は球団初

[ 2021年9月14日 05:30 ]

達成間近の記録(13日現在)
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 【Weekly Data展望】宮崎(D)と村上(ヤ)が通算100本塁打にあと2本と迫っている。21歳7カ月の村上には清原和博(西)が持つ21歳9カ月の最年少記録更新の期待がかかるが、宮崎も達成すれば珍しい記録となる。

 100本塁打は過去302人がマークしているが、大学を卒業し、社会人を経験した選手にはやや高い壁となっている。ドラフト制後の達成者は16年の長野(巨)まで8人。日本文理大からセガサミーを経て、12年ドラフト6位でDeNAに入団した宮崎が達成すれば球団初。プロ野球でも9人目で、ドラフト6位以下では史上初となる。

 DeNAは14日から東京ドームで巨人2連戦。巨人戦は今季10試合でマルチ安打するなど18試合で64打数24安打で打率・375、3本塁打。8月21日から5試合連続安打中と好相性だ。東京ドームも得意としており今季3本塁打は本拠地・横浜の4本に次ぐ本数。通算打率も・310と横浜の・298を大きく上回っている。

 チームは現在、巨人戦5連勝中。連勝して巨人戦7連勝となれば92、94年の球団最多記録に並ぶ。大好きな敵地で宮崎が記念の一発を放つか注目したい。(記録課・八田 朝尊)

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