ヤクルト 村上が先制3ランも逆転負け 高津監督は先発の原に苦言「守りにいくイニングでもない」

[ 2021年9月12日 22:48 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー9中日 ( 2021年9月12日 )

<中・ヤ(17)>降板を告げられ、ガックリとベンチに戻る原(右)(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは村上が先制の33号3ランを放つなど、2回までに4点リードを奪ったが、救援陣が打ち込まれ、逆転負けを喫した。高津監督は「相手のミスに乗じて、ムネ(村上)の一発でいい形でスタートきれたけれど、攻撃は、その後の1点。(守備は)立ち上がりこそよかったけれど、2回の2アウトランナーなしからちょっと雰囲気が変わりましたね」と振り返った。

 指揮官がポイントに挙げたのは2回。先発の原が初回こそ3者凡退も、2回2死から3四死球で満塁。ロドリゲスを空振り三振に打ち取り、ピンチを脱したが、「なんとなく変なムードになりましたね」と高津監督。続く3回にビシエドに中前適時打を浴びるなとし、交代を告げた。「先に4点とってくれたので、守りにいくイニングでもないでしょうし、どんどん攻めていってほしいなと思った」と注文を付けた。

 その後、5―3と迫られた7回に田口が福留に痛恨の同点2ランを被弾。8回には清水が木下拓に決勝ソロを浴び、連勝は2でストップした。

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2021年9月12日のニュース