18連勝の阪神・平田2軍監督「連勝中は栄枝、長坂の捕手が引っ張った」「北條は非常に状態いいよ」

[ 2021年9月12日 16:20 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6-2広島 ( 2021年9月12日    甲子園 )

<ウエスタン神・広>18連勝で連勝記録を更新し、笑顔を見せる平田2軍監督(撮影・坂田 高浩)
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 阪神2軍は12日、広島に6―2で勝利し、ファーム新記録をさらに伸ばす18連勝とした。平田2軍監督は試合後、「ほんとにね、選手には頭が下がるな」と選手の活躍を称えた。以下は平田2軍監督との一問一答。

 ――18連勝。
 「うーん、まあ、ほんとにね、選手には頭が下がるな。まあ先発、昨日といい今日といい、村上がゲームを作って、5回のピンチを切り抜けて、その後にピンチの後にチャンスありという言葉がほんとに、流れというか、あそこで村上がノーアウトから頑張ったというところで、ファーボールから5点だもん。そういう流れというか野球の怖さを感じさせるゲームだったよね」

 ――村上は2本、本塁打を打たれた。
 「うん、5点取った後の、1本目の中村のはしょうがない。2本目のやっぱり宇草のホームラン、5点取った後にトップバッター。あそこはこれからの彼の1軍を目指すピッチャーとしてあそこは3人でなんとかね、トップバッターで、5点取った後にしっかり抑えるところを意識、もっとレベルを上げていかないとね。相手も3巡目でしょ、ちょうど。慣れてくるころなんでね」

 ――球へ高くなっていたが、それでもまとめていた。
 「良いところ、際どいところを投げてましたんでね。昨日の西(純)にしても、村上にしても、なかなかこういう連勝だというところでかなり意識をしていると思う。そういうところで、昨日も言うようにカープの打線すごく良いんでね。そういったところは非常に、ファームとはいえ良い練習になるよね」

 ――栄枝が逆転の一打。
 「栄枝はね、相変わらずだ。攻守に、連勝中は栄枝、長坂というキャッチャーがやっぱりピッチャーを引っ張っていって、リリーフの尾仲、アルカンタラ、石井(大)と0点でしょ。この辺も、リリーフ陣もすごい競争だもん。アルカンタラもね、この前2本打たれて、今日も1本、先頭バッターに打たれたけど。あと、うまく栄枝がリードしてたと思う。そういったところでは、打つ方でもね、栄枝の逆転の左中間ね。最低、犠牲フライ。スリーボールから、あそこで思い切って振れるというところがさ、栄枝の思い切りの良さだね。あそこで、ちょっと迷ったりしてないねん」

 ――北條にも一発が出た。
 「北條は落ちてきてもね、非常に、みんな山本にしてもそうだし、北條はバッティングようなってるなっていうくらい状態はいい。そういったところで、また一軍が、まだ北條、絶対に力にね、必要とされるんで。他の選手も含めて。非常に状態はいいよ」
(自ら切り出して)
 「佐藤輝やろ、昨日ヒット打って、そうは(うまく)いかん。きょうはもう、早出で守備もやってる、(昨日は)終わって特打もやってる。そういったところで、ただファームでゲーム出るっていうだけじゃなくて、いろんな守備も、打つ方も、朝からの特守や特打というところもいれて、やってるんで、体力も含めて強化ということは、矢野監督も井上ヘッドとはしっかり話できてるんで、この辺も含めて強化をしていきますよ」

 ――早出の練習は志願というよりはメニュー。
 「志願じゃないんじゃない?今日やってたから。それは1軍のコーチからも、ベッドからそういう話もあったし、しっかり輝と落ちてくる時に監督と話しして、こっちにも来てるんで、それは矢野監督、井上ヘッドから報告きてるんで、とにかく振らせて、体力つける、守備ももっともっと上手くというところが目的なんで」

 ――広島のバッテリーも堅固だった。
 「磯村がいいリードしてたので、昨日といい、今日といい、1軍のピッチャーが投げていてたんで、そういったところでは、輝にとってはいい実戦になったと思うよ」
(自ら)
 「また甲子園でやれるってのがいいや。また今日もお客さん入ってくれて。あれ(制限)があるかもしれないけど来られる範囲で来ていただきたいね。こうやってファームの選手たちが上を目指してやっているというところをファンの人たちに数多く見てもらえたらうれしいな」

 ――14日からのソフトバンク3連戦の先発は。
 「二保、2つ目が中田賢一。3つ目が晋太郎(藤浪)かな」

 ――佐藤輝は今後も「4番・右翼」で起用するか。
「もちろん、もちろん」

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2021年9月12日のニュース