巨人 “天敵”R・マルティネスまたも打ち崩せず 坂本がチーム4カ月ぶり2安打目放つも計19三振

[ 2021年9月11日 17:52 ]

セ・リーグ   巨人4―5中日 ( 2021年9月11日    東京D )

<巨・中22>9回無死、Rマルティネスから左二塁打を放つ坂本(撮影・光山 貴大)
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 巨人は4―5で中日に敗れて2019年8月31日~9月6日以来2年ぶりの6連敗。9試合連続勝ちなしで9月戦績は1勝6敗3分けとなり、最大15あった貯金が6月24日以来の1桁となる「9」に目減りした。

 今季ここまで東京ドームで3戦3勝、防御率1・02だった先発左腕・メルセデスがともに2死から初回2点、2回3点を失って3回5失点KO。それでも3番手右腕の畠が5回、6回と2イニングを6人で抑えると、その裏、先頭・中島の左翼線二塁打の後に松原が7月1日の広島戦(東京D)以来72日ぶり一発となる右越え9号2ランを放って3点差。7回には吉川の中前打と坂本の四球で無死一、二塁とし、亀井と岡本和が倒れて2死となってから中島が左前適時打して2点差に迫ると、松原の中前適時打でついに1点差とした。

 だが、1点を追う9回、巨人の前に立ちはだかったのが、中日の絶対的守護神、R・マルティネスだった。試合前まで打者31人で1安打17三振、対戦防御率0・00と抑えられていた天敵。先頭の坂本が5月1日の若林以来4カ月ぶり今季チーム2安打目となる左中間二塁打を放って出塁したが、亀井が遊ゴロ、岡本和が空振り三振で2死。中島は死球で一、二塁となったが、6回の2ランなど3安打3打点だった松原も空振り三振に終わって得点できず、1点差に泣いた。

 巨人はこれで今季R・マルティネスに対し、11試合11回を2安打19三振で無得点となった。

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2021年9月11日のニュース