阪神・中野 9度目の猛打賞で貢献 佐藤輝抹消に決意「自分がやったろうという気持ちが更に強く」

[ 2021年9月11日 17:52 ]

セ・リーグ   阪神4-1広島 ( 2021年9月11日    マツダ )

<広・神(18)> 6回無死、左前打を放ちガッツポーズを決める中野(撮影・大森 寛明)
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 阪神・中野は今季9度目の猛打賞でチームの勝利に貢献。特に6回は先頭で左前打を放ち、その後のマルテの先制弾につなげた。

 「自分の役割は塁に出ることが一番大事。後ろにいいバッターがいるので、そこにいい形で回すことを意識しながら(打席に)入っていけている」

 同期入団の佐藤輝が10日に登録抹消。ともに開幕からチームの躍進を支えてきた背番号8の降格に「一緒に行動していたのもありますし、常に一緒にいたので最初は少し悲しい気持ちがあった」と胸中を明かしたが、続けて「輝がいなくなった分、自分がもっとやったろうという気持ちが更に強くなった。輝がいい状態で帰ってきてくれることを信じて、自分がやるべきことをやっていきたい」と決意を込めた。

 頼りになる新人の存在が、阪神首位の一つの要因となっている。

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2021年9月11日のニュース