西武・今井が3安打完封で自己最多タイ7勝目 自身初の2桁13奪三振でオリねじ伏せる

[ 2021年9月11日 16:52 ]

パ・リーグ   西武7ー0オリックス ( 2021年9月11日    メットライフD )

<西・オ20>5回2死、来田を空振り三振に仕留め雄叫びを上げる今井(撮影・尾崎 有希)
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 西武の今井達也投手(23)が11日のオリックス戦に先発し、2年ぶりの完封で自己最多タイの7勝目を挙げた。

 「後半戦始まってからふがいないピッチングが続いていた。この試合にかけていたというか、初回から全力でいった。(捕手の森から)途中でバテてもいいのでと言われていた」

 5回に3者連続三振を奪うなど、6回まで無安打投球。 6回には連続四球で無死一、二塁。しかし福田を二ゴロ併殺打に仕留めると、続く代打・宜保は154キロの直球で見逃し三振に仕留め、マウンド上でガッツポーズを見せた。

 7回先頭の杉本に中前打されたが、T─岡田、大下を連続空振り三振に斬るなど、スライダーにキレがあった。9回は先頭の福田から連打を浴びるなど2死満塁のピンチを背負ったが、代打・ジョーンズを遊ゴロに仕留めた。「(満塁は)自分でもあせったんですけど、何とかゼロに抑えられてよかった」。三振は自身初の2桁となる13個を奪った。

 今井の完封勝利は19年5月5日の楽天戦以来2年ぶり。白星も7月10日の楽天戦以来で、19年の自己最多に並ぶ7勝目となった。打線も7得点と援護し、チームの連敗も2で止まった。
 

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2021年9月11日のニュース