今季初5連敗中の巨人 メルセデスでもダメなのか…3回5失点で降板 6連敗なら2年ぶり

[ 2021年9月11日 14:58 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年9月11日    東京D )

<巨・中22>2回2死一、二塁、渡辺に3ランを浴びるメルセデス (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の来日5年目左腕、C・C・メルセデス投手(27)が今季ここまで3戦3勝、防御率1・02だった東京ドームで行われた中日戦に先発登板。3回6安打5失点と打ち込まれて早々に降板した。

 メルセデスは初回、京田と大島に安打を許した2死一、二塁から試合前まで通算27打数11安打、3本塁打と苦手にしている福田に中越え二塁打されていきなり2失点。今季初の5連敗中と苦しむ巨人は4試合連続で初回に先制されるという苦しいスタートとなった。

 すると、0―2で迎えた2回には2死から相手先発右腕・柳に中前打され、京田にも2打席連続安打されて一、二塁。続く渡辺にフルカウントからの6球目、真ん中付近の144キロ直球を右翼スタンドに運ばれるプロ2号3ランとされ、あっという間に5失点となった。その裏、2死二塁で打席に8番・大城という場面では次打者席にメルセデスに代わって立岡が準備していたが、大城が中飛に終わるとメルセデスは3回のマウンドへ。福田、高橋周、堂上を3者凡退に仕留めると、その裏、代打・立岡が出て降板となった。

 メルセデスの投球内容は3回で打者16人に対して62球を投げ、6安打5失点。4三振を奪い、無四球1死球だった。

 今季初対決となった8月24日の広島戦(東京D)で7回3安打1失点と好投して5連勝をマークし、今季8試合目の登板で7勝目(1敗)。8月31日のヤクルト戦(岐阜)は5回途中8安打4失点、9月5日の阪神戦(甲子園)は5回5安打無失点でいずれも勝敗が付かなかった。

 なお、巨人がこの日も敗れて6連敗となると、2019年8月31日~9月6日以来2年ぶりとなる。

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