オリ杉本　2戦連発ギータに並んだリーグトップタイ25号　先制弾T－岡田に「負けたくない気持ち」

パ・リーグ   オリックス7ー1西武 （ 2021年9月10日    メットライフD ）

＜西・オ19＞5回無死、杉本が中越えにホームランを放つ（撮影・篠原岳夫）
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　山本を援護したのはT―岡田だ。2回に先制11号。松本の高めカットボールを右翼席へ放り込んだ。

　「少し詰まっていましたが、浮いてきたボールをしっかりと振り切ることができました」

　9日のロッテ戦で右太腿裏故障から復帰して2戦目。7月9日以来、63日ぶりのアーチに続いて3回2死一、二塁では右前適時打を放ち、完全復調を示した。

　ラオウも触発された。3―0の5回先頭で杉本がバックスクリーン左へ25号ソロ。「T（―岡田）さんばかり目立っていたので負けたくない気持ちで打席に入りました」。2戦連発で、本塁打王争いでもソフトバンク・柳田らとリーグトップに並んだ。

　〇…杉本（オ）が5回に25号ソロ。柳田（ソ）、マーティン（ロ）に並ぶリーグトップは18号でトップタイだった7月4日以来、今季2度目。9月4本はリーグ単独最多。本塁打王ならチームでは10年のT―岡田以来11年ぶり。右打者では84年のブーマー以来37年ぶりで、日本人右打者では73年の長池徳二以来48年ぶりになる。