帯広農 打倒・風間で甲子園初勝利へ「“記録”に残したい」

[ 2021年8月4日 05:30 ]

対戦が決まったノースアジア大明桜・中井稜貴主将(左)と帯広農の佐伯柊主将
Photo By 代表撮影

 第103回全国高校野球選手権(9日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選が3日、オンラインで行われ、南・北北海道代表の初戦が同じ大会3日目となった。北北海道代表・帯広農は第1試合で、最速157キロ右腕・風間球打(3年)擁するノースアジア大明桜(秋田)と戦う。

 39年ぶり出場の帯広農は、ノースアジア大明桜のプロ注目の最速157キロ右腕、風間攻略を誓った。佐伯柊主将(3年)は「とてもいい投手がいるが、受け身にならず自分たちの野球をしたい」と力強く言い切った。

 北北海道大会全6試合2桁安打と“つなぐ打撃”が甲子園交流試合に出場した昨夏よりレベルアップ。さらに今年は、重点を置いた走塁を要所で得点につなげてきた。前田康晴監督(45)は「打力が上がってきていると感じている」とした上で「接戦に持ち込んでいきたい」と難敵との一戦を見据えた。

 昨夏の同試合では高崎健康福祉大高崎(群馬)に勝ったが、正式な甲子園勝利にはならなかった。佐伯主将は「まず1勝して“記録”に残したい」と必勝を期した。

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