ソフトバンク・スチュワート 100キロボディー復活で再アピールだ「長い回いける」

[ 2021年7月26日 05:30 ]

1軍の全体練習に合流後に室内練習場で調整したスチュワート
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 100キロボディー復活で再アピールに挑む。ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(21)が25日、筑後で行われた1軍の全体練習に合流。28日のDeNAとのエキシビションマッチ(ペイペイドーム)の先発が決まった。

 「2軍に落ちて体も鍛え直して、しっかり食べて強くなった。安定して強い球が投げられるようになったし、長い回もいける。エキシビションマッチで存分に発揮できたら」

 4月16日に来日3年目で初の1軍昇格。翌17日西武戦で初登板した。1軍では中継ぎで4試合を投げ防御率10・13。5月11日のロッテ戦を最後に2軍行きとなった。初の1軍、初の中継ぎ登板で心身が疲弊し体重が激減した。

 2軍降格後、自炊で鶏料理をつくり、本来の100キロに戻した。「足りなかったのは経験だった。腕の振りも安定した」と、1軍定着へ手応えを感じている。

 ウエスタン・リーグでトップタイの6勝を挙げている右腕に工藤監督は「平均して150キロが出ると聞いている。課題はカウントが悪いときの変化球の精度。投げさせてみて今後のことも考える」と1軍テストに期待した。五輪に出場する千賀、マルティネスが後半戦に出遅れた場合に先発ローテーション入りのチャンスは増す。スチュワートが重く、強い球で結果を示す。

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2021年7月26日のニュース