オリックス 序盤の失点響き連勝11でストップも悲観材料ナシ!中嶋監督「悪くなかった」

[ 2021年6月25日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2-5日本ハム ( 2021年6月24日    京セラD )

<オ・日>連勝が11で止まり、ガックリのオリックスベンチ(撮影・井垣 忠夫)
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 歴史的なオリックスの連勝は「11」でついにストップした。先発した増井が5回8安打5失点。攻撃力抜群の打線も、初対戦となった日本ハムのルーキー伊藤を攻略することはできなかった。6日中日戦における増井の6回無失点の好投から始まった連勝ロードは、増井の登板日で終わりを迎えた。

 序盤の失点が最後まで重くのしかかった。初回2死無走者から連打を浴びて先制点を献上。味方が2点差に迫った直後の5回にも失点するなど、持ち味の安定感を示すことはできず「何とか最少失点で粘りたかった。チームがいい流れで来ていたので、申し訳ないとしか言えない」とベテラン右腕は唇をかんだ。

 敗れたとはいえ、悲観材料は少ない。打線は0―4の4回、四球、二塁打で無死二、三塁の好機をつくると一ゴロ、中犠飛と1安打で2得点。3本塁打で37年ぶり11連勝を決めた23日の試合とは趣の異なる攻撃力を示した。中嶋監督も「(点の)取り方としてはそんなに悪くなかった。その後が続かなかった」と淡々と振り返った。

 2位・ソフトバンクとのゲーム差は1・5となったが、順位や差を気に留める時期ではない。指揮官は“明日が大事になる”と問われ「もちろん、そうなるでしょう」と力を込め、会見を締めくくった。(桜井 克也)

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