強すぎるオリックス10年ぶりの9連勝 楽天との「同率首位決戦」制して、ついに単独トップ

[ 2021年6月21日 21:24 ]

パ・リーグ   オリックス4ー3楽天 ( 2021年6月21日    楽天生命パーク )

<楽・オ(11)>オリックス2番手で好投した山崎福(撮影・吉田 剛)
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 ついにオリックスがパ・リーグの単独トップに立った。21日に楽天と同率首位に並んで迎えた「決戦」。常に先手を奪い、試合のイニシアティブを握る内容は、交流戦を制し、25年ぶりのリーグ優勝を狙うにふさわしい。 一球速報

 2回に押し出しで奪った先取点。3回にロメロの3号ソロで追加点をもぎ取った。ハイライトは8回の攻撃。2死無走者から安達が遊撃内野安打で出塁し、代打・モヤの適時二塁打で貴重な3点目を挙げた。続く紅林も左前打で好機を広げ、福田の左前適時打で4点目。その裏にヒギンスが2失点し、1点差に迫られたものの、最後は守護神・平野佳が粘る楽天の心を折った。

 交流戦から始まった連勝はついに「9」。22日の日本ハム戦(京セラD)に勝てば、97年5月28日から6月11日以来、24年ぶりとなる10連勝となる。12球団で最も優勝の灯から遠ざかるチームの快進撃。「収穫の秋」まで、中嶋オリックスは脇目も振らず突っ走る。

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