巨人、連敗4で止めた! 8回にウィーラー勝ち越し打、岡本和17号2ランで4点 復帰の坂本は2安打

[ 2021年6月11日 20:48 ]

交流戦   巨人5ー1ロッテ ( 2021年6月11日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>8回無死二塁、ウィーラーは勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、メルセデスとハイタッチを交わす(撮影・森沢 裕)
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 引き分けを挟み4連敗中の巨人は11日にロッテと対戦し、5―1で逆転勝利し連敗を止めた。

 巨人の先発・メルセデスが初回に先制点を許す嫌な流れ。それでも2回以降は立ち直り無失点投球を続けた。昨年7月23日の中日戦以来、7回を投げ切り1失点と粘りの投球を見せた。

 援護したい打線は4回に2死一、二塁から6番・中島が同点二塁打。そしてメルセデスが7回を投げ切った後の8回に打線が爆発。先頭の松原が左越えの二塁打を放つと、続くウィーラーも左中間を破る二塁打で勝ち越した。ウィーラーは「打ったのはフォークです。ピッチャーも頑張っていたしなんとか打てて良かったよ!嬉しいね!」と喜んだ。

 亀井が犠打で送り、1死三塁。ここで打席に立ったのが主砲・岡本。ロッテ3番手・大嶺が1ボールから投じた2球目のフォークを右中間に運ぶ17号2ランで点差を広げた。

 岡本和は「打ったのはフォークです。亀さんがしっかりと送ってくれたのでなんとか一点!と思っていました。それがホームランになってくれてよかったです。打てて良かった」とコメントした。

 さらにこの日、右手親指骨折から復帰し「5番・遊撃」で第1打席目に左前打を放っている坂本が二塁手の頭を越える右前打のマルチ安打で続いた。右翼手のマーティンが打球を逸らしている間に二塁へ進んだ。1死後、若林が右前打を放つと、またもやマーティンが打球を捕り損ねて、坂本は本塁を踏んだ。この回一挙4点を奪い試合を決めた。

 メルセデスの後を受けた畠、ビエイラが無失点に抑えて連敗を4で止めた。

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