日本ハム 中田&野村を昇格即先発起用も散発4安打零敗 得点圏に走者を進められず今季最多借金12

[ 2021年6月4日 22:15 ]

交流戦   日本ハム0ー6巨人 ( 2021年6月4日    東京D )

<交流戦 巨・日 1>9回、重苦しい空気の漂う栗山監督(中央奥)、中田(中央手前)ら日本ハムナイン (撮影・西川祐介)
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 日本ハムは中田、野村を昇格させて打線のてこ入れを図ったが、一度も得点圏に走者を進められずに散発4安打で今季4度目の零敗。借金は今季ワーストを更新する12に膨らんだ。

 先発・池田が初回に2失点しながら5回2失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく今季6敗目(2勝)。楽天からトレード移籍1年目で防御率2・92と安定感を発揮する右腕を援護できず、栗山監督は「なかなか打てなくて申し訳ない。我慢してひっくり返さないといけない」と厳しい表情で振り返った。

 打率・197、4本塁打と打撃不振で自ら栗山監督に再調整を直訴して5月17日に出場選手登録を抹消されていた中田は、7回に復帰後初安打となる中前打を放つも次打者・渡辺が二ゴロ併殺打と得点にはつながらず。野村も8回に左翼フェンス直撃の単打を放ったが、続く石井が二ゴロ併殺打と打線がつながりを欠いた。

 5月15日のソフトバンク戦以来の1軍での試合出場となった中田は「1軍の投手の球は速く見えた。1打席目は差されてしまった。2打席目からうまくタイミングを取れていい見え方はしていた。ここまできたらやるしかない。結果どうこうではなく、しっかり最後まで戦い抜くということだと思うので、最後までしっかりやりたい」と振り返った。

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2021年6月4日のニュース