鮮やかな鷹狩りだ 阪神・青柳が「待望の」今季初甲子園で8回1失点と好投し4勝目

[ 2021年6月4日 20:59 ]

交流戦   阪神6ー1ソフトバンク ( 2021年6月4日    甲子園 )

<神・ソ(1)> 5回、バックの好守に笑顔の阪神・青柳(左)(撮影・大森 寛明)

 阪神先発の青柳は強力ソフトバンク打線相手に、8回6安打1失点と好投。4勝目をマークした。

 初回を3者凡退に抑え、幸先のいいスタートを切ると、2回は先頭の柳田に中前打。中村晃に四球を与えるなど、2死満塁のピンチを背負ったが、石川を投ゴロに仕留め、得点は許さなかった。4―0の中盤6回にも四球と味方の失策が絡んで、無死一、二塁としたが、持ち味の切れ味鋭いシンカーを有効に使い、要所を締めた。8回には先頭の栗原に右越えソロ本塁打を浴びたが、最少失点で先発の役目を果たした。

 ソフトバンク戦に向けては「いい左打者が多いので、特に警戒したい。3回中止になっているので、そろそろホームのファンの前で投げたい」と話していた右腕。今季は3度の雨天中止を経験し、すべて甲子園でだったが、念願の本拠地登板でしっかり結果を残した。

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2021年6月4日のニュース