ヤクルト・石川 5回1失点“完投”で20年連続勝利達成!球団記録更新となる41歳4カ月での白星

[ 2021年6月4日 20:17 ]

交流戦   ヤクルト10ー1西武 ( 2021年6月4日    神宮 )

<ヤ・西>ヤクルト先発・石川(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは4日、本拠で西武と対戦。10―1とリードしたまま5回途中降雨コールドとなり、連敗を2で止めた。先発の石川雅規投手(41)は5回3安打1失点の“完投”で今季初白星。大卒初の入団から20年連続勝利、41歳4カ月での白星はいずれも球団記録更新。ソフトバンク・和田毅投手(40)に並ぶ2位タイの交流戦通算25勝目を手にした。打線も村上宗隆内野手(21)のリーグ単独トップとなる16号2ランなど一発攻勢で開幕5連勝中の西武・高橋光成投手(24)を攻略。3回までに先発野手全員安打を記録し、プロ20年目のベテランの快挙に華を添えた。

 降りしきる雨の中での登板となった石川は初回、3者凡退と安定感抜群の立ち上がり。6点リードをもらった3回にはスパンジェンバーグに3号ソロを浴びるも、後続をきっちり打ち取り追加点は与えず。西武打線を5回まで3安打に封じた。

 打線は開幕5連勝中の西武先発・高橋を序盤で攻略。初回1死一、三塁から村上の2球目がワイルドピッチとなり1点を先制。2回には1死二、三塁から塩見の左前適時打で1点を追加。さらに相手の失策により3点目を挙げると、なおも1死一、三塁から山田が左翼スタンドに飛び込む12号3ラン。3回には青木の2試合連続となる2号2ラン、村上にも16号2ランが飛び出し相手“エース”を降板へ追い込んだ。

 試合は雨足が強くなった5回裏途中に一時中断。そのまま降雨コールドゲームとなり、ヤクルトに軍配が上がった。

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