ソフトB工藤監督が先発投手の指標「クオリティ・スタート」にもの申す

[ 2021年6月4日 18:24 ]

ソフトバンク・工藤監督
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 ソフトバンクの工藤公康監督が、先発投手の評価として定着した「クオリティ・スタート(QS)」の基準について私見を表わした。

 4日の阪神戦前に報道陣に対して「米国は中4日だからQSが素晴らしいと言われてるので、みなさんそのへんはよろしくお願いします」と話した。

 QSは先発投手が6回以上を投げ、自責点3点以内に抑えたときに記録される。米メジャーで投手の評価基準として2000年前後から定着し、日本でも10年前後から適用されるようになった。

 工藤監督はメジャーのローテーションは中4日がメーンで、中6日が多い日本との違いを指摘。QSの基準について「もう少し伸ばして7回くらいでいいんじゃないですか」と提言した。

 日本で先発完投型の投手を表彰する沢村賞の選考でも17年に「先発で登板した全試合に占める、投球回数7回で自責点3点以内」という独自の基準を捕捉項目として採用している。

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