巨人、3連勝で今季最多タイの貯金9 快投メルセデスが緊急降板もナインが今季初勝利守った!

[ 2021年6月4日 20:30 ]

交流戦   巨人6―0日本ハム ( 2021年6月4日    東京D )

<交流戦 巨・日 1>8回1死、右越え本塁打を打ったスモーク(左)を出迎える原監督 (撮影・西川祐介)
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 巨人は今季初登板初先発となったメルセデスの快投もあって日本ハムを下し、2分けを挟んで3連勝。貯金を今季最多タイの9とした。

 巨人は初回、1死からウィーラーが右翼線二塁打で出塁し、続く吉川の10試合連続安打となる右前適時打で先制。さらに岡本和四球の後、スモークが左越え二塁打を放ってもう1点加え、初回に2点を先取した。その後は2―0のまま膠(こう)着状態が続いたが、7回に若林、大城の連打で無死二、三塁のチャンス。代打・亀井の中犠飛で貴重な3点目が入った後、それまで3打席3三振だった重信に右越え2号2ランが飛び出してリードを5点に広げると、8回にはスモークも右越え7号ソロで続いて突き放した。

 投げては、昨年10月に左肘手術を受け、今季初登板初先発となった左腕・メルセデスが初回から6回にかけて14人連続アウトに取るなど6回途中2安打無四球の快投。2―0で迎えた6回2死一塁、西川の打席で左太腿裏を押さえて緊急降板するアクシデントに見舞われたものの、2番手左腕・大江がここで西川を三ゴロに抑え、イニングまたぎとなった7回も近藤との左対左対決を左飛にピシャリ。その後も桜井、鍵谷、ビエイラと無失点リレーでつなぎ、メルセデスの今季初勝利を守り切った。

 日本ハムは先発右腕・池田が初回に2点を失ったものの、それ以降は失点を許さず、5回6奪三振の2失点と踏ん張ったが、打線が援護できず。試合前に出場選手登録され、即スタメンとなった中田と野村がともに安打を放ったものの、ホームが遠かった。

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