西武・内海 1010日ぶり東京Dで2回56球3失点KO…古巣に恩返しならず

[ 2021年6月4日 05:30 ]

交流戦   西武4―4巨人 ( 2021年6月3日    東京D )

<巨・西>初回、失点を喫した内海は渋い表情でベンチへと戻る(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人時代の18年8月28日広島戦以来、1010日ぶりの東京ドームのマウンド。しかし、西武・内海は制球に苦しんで2回までに3点を失い、3回先頭の打席で代打を送られた。9回にチームが同点に追いついて負けは消えたが、家族がスタンドから見守る中、56球で無念の降板となり「自分の思うようなピッチングができませんでした」とうなだれた。

 それでも初回のマウンドへ上がる際には、巨人ファンからも温かい拍手が送られた。古巣への恩返しはならなかったが、巨人・原監督も「やはり彼が歩んできたジャイアンツでの道というものは非常に正しく、ファンの人たちは歓迎したというところですよね」とかつてのエースを称えた。(花里 雄太)

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2021年6月4日のニュース