広島の菊池涼、小園、正随がコロナ感染 菊池は40度近い熱 18日は東京Dで巨人戦

[ 2021年5月17日 23:13 ]

広島・菊池涼
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 広島は17日、菊池涼介内野手(31)、小園海斗内野手(20)、正随優弥外野手(25)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

 菊池涼はこの日、球団に発熱の症状(39・8度)を訴えて、PCR検査を受けたところ、陽性が確認された。それに伴い、1軍の監督、コーチ、選手、スタッフの計74人にPCR検査を実施した結果、小園と正随も陽性判定を受けた。残り72人のうち、70人は陰性で、2人は結果待ちとなっている。

 菊池涼は現在も熱の症状があり、小園と正随は無症状で体調に異常はないという。3人とも自宅で療養している。菊池涼、小園は16日のDeNA8回戦(マツダ)にフル出場。正随は出場機会はなかったもののベンチ入りしていた。

 保健所の判断で濃厚接触者とされた選手はいないが、球団は「独自の判断で選手を入れ替えて18日の巨人戦(東京ドーム)に臨む予定」とした。

 菊池涼は今季、39試合で、打率・342、5本塁打、14打点をマーク。17日現在でセの首位打者で、3、4月の月間MVPを獲得している。攻守の要となる選手だけに、離脱の影響は計り知れない。

 17日は防護服を着た職員がマツダスタジアム内を消毒。選手が使用した部分は、全て消毒を済ませている。球団は、報道各社へのリリースを通して「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図ってまいります」とコメントした。

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