DeNA 5月14日の自力V消滅はチームワースト 三浦監督「目の前の試合をみんなで戦っていく」

[ 2021年5月14日 21:58 ]

セ・リーグ   DeNA2ー9広島 ( 2021年5月14日    マツダ )

<広・D>選手交代を告げてベンチに戻る三浦監督 (撮影・奥 調)
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 風かおる5月に秋風が吹いてしまったか…。拙守、拙攻そして完敗。引き分けを挟んで4連敗となり、阪神が巨人に勝利したため自力優勝の可能性が42試合目で消滅した。三浦監督は「自力優勝…、数字上の問題はあるが目の前の試合をみんなで戦っていくしかない。一戦一戦戦っていくだけです」と声を絞り出した。

 0―0の2回に早くも試合は崩れた。先発の新外国人・ロメロが先頭・西川を一塁へのゴロへ打ち取ったが、ソトがベースカバーに入ったロメロに悪送球。続く安部の二塁へのゴロは、牧が二塁ベースに入った遊撃手・大和へ悪送球。助っ人右腕の士気は下がった。結局この回3失点し、4回途中5失点で降板した。

 打線は2―5の5回に先頭の代打・知野が四球で出塁するも、続く桑原が中飛、大和が一邪飛、オースティンが右飛と単調な攻撃で無得点。結局4回以降は無安打と、最後まで工夫のない攻撃が続いた。指揮官は「ミーティングでは話していたが差し込まれた。打てなかったですね」と続けた。

 42試合目での自力Vの可能性消滅は、チームでは76、89年に並びチームワースト2位タイの記録。ただし月日で見ると、5月14日での消滅は、32試合で最速だった洋松時代の54年5月16日より2日速い結果となった。

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2021年5月14日のニュース