阪神・大山が背中の張りで出場選手登録抹消へ 矢野監督が明言「もっと悪くならないための抹消」

[ 2021年5月5日 17:39 ]

セ・リーグ   阪神2-2ヤクルト ( 2021年5月5日    神宮 )

<ヤ・神(7)>球場を引き揚げる阪神・大山(撮影・北條 貴史)
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 阪神の矢野監督は、4回の守備から退いた大山について「背中の張りで抹消する」とし、出場選手登録を抹消する考えを明かした。

 大山は「4番・三塁」でスタメン出場したこの試合で、守備では2回無死にオスナの三塁線へのゴロを逆シングルで捕球するも、一塁への送球がツーバウンドで大きく右に逸れる悪送球となり、2試合連続の失策を記録。打撃でも2回無死で遊飛、3回2死一、三塁の好機では初球を打ち上げて二飛に倒れていた。

 2日の広島戦では積極的休養で今季初めて欠場し、前日4日のヤクルト戦でスタメン復帰したばかりだった。指揮官は今後の見通しについて「抹消するんやから、そりゃあちょっとは時間がかかるやろ。ただそれは、もっと悪くならないための抹消やから」と説明。首位を走る好調なチームにおいて、主砲の離脱は大きな痛手となる。

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