ソフトバンク 9回追いついて引き分け 今季初スタメン・上林が3安打4打点の大暴れ

[ 2021年5月5日 16:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5ー5楽天 ( 2021年5月5日    ペイペイD )

<ソ・楽8>5回無死二塁、右越えに2ランを放つ上林(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクが、楽天と5―5で引き分けた。工藤公康監督の58回目の誕生日を白星で飾ることはできなかったが、9回に今季初スタメンの上林の適時打で追いつく粘りをみせた。

 ソフトバンクは先発・和田が2回の守りで4点を失ったものの、3回の攻撃では周東の中前打から1番・上林が中越え適時二塁打を放ち1点を返した。和田は4回にさらに1点を失ったが、5回の攻撃では上林が一塁バント安打の周東を一塁において、右翼ラッキーゾーンへ今季1号となる2ランを放ち2点差に。6回には2死から7番・松田が右翼ラッキーゾーンへ今季4号ソロを放ち1点差とした。

 9回には1死から松田が四球、2死から代打・川島も四球で2死一、二塁とし、上林の左前適時打で同点。なおも一、二塁から暴投で二、三塁の好機を迎えたが、柳田が空振り三振に倒れてサヨナラ勝利はならなかった。上林は3安打4打点の大暴れだった。

 楽天は2回、太田の左前適時打と鈴木大の右中間3点適時二塁打で4点をリード。4回にも辰己の中前適時打で加点したが、先発・則本昂が2本塁打などで1点差に追い上げられると、9回に守護神・松井が同点を許した。

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