マッチだギータだ周東だ!マルちゃん鷹デビュー登板に歓迎“花火”3発

[ 2021年5月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク13-0オリックス ( 2021年5月1日    京セラD )

<オ・ソ>3回1死一、二塁、松田は左越えに3点本塁打を放ちベンチ前で”熱男” (撮影・奥 調)
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 ソフトバンクの新助っ人、マルティネスの新天地デビューを祝う“花火”が、無観客の京セラに3発も打ち上がった。

 先陣は松田だ。4―0の3回2死一、二塁で先発・増井のチェンジアップを無人の左翼席へ運ぶ中押し3号3ラン。4月17日西武戦以来のアーチだ。ベンチ前では右腕を突き上げておなじみのポーズを決めた。「たまや~」ならぬ、有観客では封印していた「熱男~!」の絶叫まで付いた。「思わず、大きな声で言ってしまった」と興奮気味にコメントした。

 柳田も6号ソロで松田に続いた。7―0の4回1死で2ボールから見逃せばボール球になりそうな外角高め直球をフルスイングし右翼スタンド上段フェンスにぶち当てた。4月28日の日本ハム戦以来の一発に「いいスイングができました。いい集中ができたからこその内容だった」と納得のアーチを振り返った。

 周東は開幕弾以来の2号ソロで、とどめを刺した。8―0の6回先頭で2番手・阿部の内寄り直球を振り抜くと大飛球は右翼席に吸い込まれた。3月26日、ロッテとの開幕戦以来のスタンドイン。打点も4月15日オリックス戦以来だ。「久しぶりにいい打撃ができた。もっともっと打たなければいけないので、こういう打席をきっかけに」と復調へ何かをつかんだようだ。

 先発のマルティネスも祝砲に応えて余裕の投球。6回無失点の好投で、日本ハムからの移籍後初登板で、めでたく今季1勝目を挙げた。

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2021年5月2日のニュース