DeNA ヤクルト戦8戦目にして今季初勝利 本拠では27日ぶり白星 代打・倉本が決勝打

[ 2021年5月1日 17:55 ]

セ・リーグ   DeNA10―2ヤクルト ( 2021年5月1日    横浜 )

<D・ヤ>6回2死満塁、中前2点適時打を放った代打・倉本はナインに迎えられ笑顔(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAはヤクルトを10―2で下し、本拠では4月4日の広島戦(〇3―1)以来27日ぶり勝利。今季3度目の2桁安打2桁得点でヤクルト戦8戦目にして初勝利(1勝6敗1分け)。土曜日も6戦目にして初白星(1勝5敗)を手にした。2―2の6回、2死満塁から代打・倉本寿彦内野手(30)が値千金の勝ち越し2点適時打。3番手のエスコバー投手(29)に初白星がついた。

 
 チームは初回、オースティンがバックスクリーンのスコアボード直撃となる特大4号ソロで先制する。

 だが今季初先発の中川は上々の立ち上がりを見せたが、3回に味方の失策から崩れる。2死一塁から塩見の内野安打と記録されたゴロを遊撃手の大和が一塁へ悪送球。一塁手のソトも手だけで取りに行ってしまい、あっさり後逸。2死二、三塁とピンチを迎え、中村に左前2点適時打を浴び1―2と逆転を許し続く山田、村上と連続四球で満塁としてしまったところで降板。2回2/3を3安打2失点(自責点1)ながら悔いの残るマウンドになった。

 いきなり満塁での登場となった2番手の国吉は、オスナを二ゴロに打ち取り無失点。2回1/3を打者7人に対し無安打無失点4奪三振の好リリーフ。3番手のエスコバーも1回無安打無失点2奪三振と快投した。

 リリーフ陣が好投を見せると打線が奮起。1点差を追いかける4回には1死一、三塁から宮崎の中犠飛で同点。6回には相手の連続失策により無死満塁とし、宮崎とソトが連続三振に倒れるも代打・倉本が値千金の中前2点適時打。7回には打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い勝負を決めた。

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