ヤクルト・金久保、直球グイグイ2勝!「一番自信のあるボール」プロ最長6回5安打無失点

[ 2021年5月1日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―0DeNA ( 2021年4月30日    横浜 )

<D・ヤ>今季2勝目を挙げウイニングボールを手に笑顔の金久保
Photo By スポニチ

 「一番の武器」の直球で最後まで押した。高卒4年目右腕のヤクルト・金久保が投じた106球中、直球は62球。「一番自信のあるボール。真っすぐで打たれたらしようがないという気持ちで思い切り投げました」。6回2死一、二塁で宮崎を二ゴロに打ち取った最後の球もこの日最速の151キロ。プロ最長の6回を投げ5安打無失点の好投で今季2勝目を挙げた。

 1年目に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。術後は小野寺2軍投手コーチと一からフォームを見直し、高校時代は147キロだった最速がアップ。この日は150キロ以上が18球もあった。

 右腕の活躍で連敗を2で止め、DeNA戦は6勝1分けと無敗。昨季は12球団ワーストの防御率4・61だった投手陣に新星が加わった。(青森 正宣)

 ▼ヤクルト・山田(3回に左中間に先制2点二塁打)甘い球はしっかり打ちにいく意識で打席に入りました。

 ▼ヤクルト・サンタナ(6回に中越えに2号2ラン)勝利に貢献できてうれしい。家族のような雰囲気のチーム。力をもらっています。

続きを表示

2021年5月1日のニュース