DeNA 悪夢の10連敗 先発浜口が6回無失点も得点奪えず 守備の乱れで決勝点献上

[ 2021年4月22日 20:38 ]

セ・リーグ   DeNA0ー1中日 ( 2021年4月22日    横浜 )

9回2死一塁、遊撃手・柴田の悪送球で中日に先制を許した三浦監督(中央)(撮影・会津 智海)
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 最下位のDeNAは0―0の9回に1点を失って19年4月以来の10連敗。これでDeNAは4月8日の中日戦で勝利して以来12戦勝ちなし。通算成績は24試合で3勝17敗4分けとなった。

 先発は開幕投手を務めながらも今季まだ未勝利の浜口。初回から2死満塁のピンチをしのぎ、4回にも無死一、二塁にピンチを招くが無失点で抑えた。浜口は今季最多投球となる122球を投げて、6回3安打6四球7奪三振で降板も勝ち負けつかず。

 好投した浜口は「ストレートのキレ、縦の落ち球が良く嶺井さんが後ろに逸らさず前に止めてくれたおかげです。球数が多く、なかなかリズムを作ることができませんでしたが、野手の皆さんが助けてくれたおかげで無失点に抑えることができました。この登板を前向きに捉え、次回登板に生かしていきたいです」 と悔しそうな表情で振り返りコメントした。
 浜口が降板後は砂田、山崎と無失点継投。9回に4番手で登板した三嶋が2死一塁で木下がショートへ打球を弾き返すとショートの柴田が一塁へ悪送球の間に一塁走者の高松が本塁生還し、1点を失った。

 投手陣は好投を続けていたが、打線が複数安打となったイニングはなく4安打無得点に終わり勝利することは出来なかった。

 三浦監督は9回の失点について「みんなが一生懸命やったプレーなのでしょうがないと思います」と振り返り、4安打無失点で終わったについて聞かれると「なかなか得点に至らず、こういう展開が続いていますけどやるしかないので…」と答えた。最後に「終わったことは変えられないので明日に向けてやっていきます」とコメントを残した。

 中日は先発の福谷が今季最多イニングとなる8回117球を投げて、4安打無失点の好投で今季初勝利。打線も9回に1点をもぎ取って勝利した。

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