猛虎フィーバーの予兆!?阪神が甲子園から始まる巨人戦3連勝発進なら、日本一に輝いた1985年以来

[ 2021年4月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7ー1巨人 ( 2021年4月7日    甲子園 )

1985年4月17日の阪神ー巨人戦7回。伝説の「バックスクリーン3連発」の3本目を放つ阪神・岡田彰布
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 阪神の巨人戦連勝発進は13年の2連勝(1分けを挟む)以来8年ぶり。8日の第3戦も勝って開幕3連戦全勝なら、04年の東京ドーム以来17年ぶりとなる。

 そして甲子園3連戦から始まるシーズンに限れば、日本一になった85年以来、実に36年ぶりの快事となる。同年は4月16日からの3連戦。初戦に2点を追う阪神4回の攻撃で巨人の河埜和正が何でもない遊飛を落球し、この回7点を奪って、阪神が逆転勝利を収めた。第2戦は1―3とリードされた阪神が7回の攻撃に、今も語り継がれるバース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」で再び逆転勝ち。3連勝した勢いを味方につけ、そのまま日本一まで駆け抜けた。

 雨中のコールド勝利、ドラ2ルーキー伊藤将のプロ初白星と、話題に事欠かない21年シーズン最初のTG戦。阪神が「あっと驚く」出来事とともに第3戦も勝てば、日本中が猛虎フィーバーに沸いた当時の再現があるかもしれない。

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2021年4月8日のニュース