広島・森下 意地見せた119球 自ら志願しセ完封一番乗り「とにかく勝てて良かった」

[ 2021年4月6日 21:28 ]

セ・リーグ   広島2―0ヤクルト ( 2021年4月6日    神宮 )

<ヤ・広>ヒーローインタビューを終え、ガッツポーズする森下(撮影・木村 揚輔)
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 プロ2年目の広島・森下暢仁投手(23)が敵地ヤクルト戦でセ・リーグ一番乗りとなる完封勝利。自ら志願した9回のマウンドでは1死三塁とピンチを迎えるも150キロ台のストレートで押し切り無失点。「いい球と悪い球がはっきりしてたんですけど、とにかく勝てて良かったです」と無傷の開幕2連勝を喜んだ。

 森下は得点圏に走者を背負いながらも要所を締める119球の熱投。9回には1死三塁とピンチを迎えるも「(自分で)9回行かせてくださいって言って(マウンドに上った)ので点取られるわけにはいかないと思った」と最後の力を振り絞り150キロ台のストレートを多投。塩見を内角低め152キロのストレートで見逃し三振、代打・元山は外角低めにコントロールされたストレートで二ゴロに抑え爽やかな笑顔を弾けさせた。

 森下は攻撃でも2度の犠打をきっちり決め「仕事が出来て良かったです」と笑顔。「毎試合毎試合1点でも取ってくれるので自分はしっかり抑えるっていうことを意識してこれからもやっていきたいと思います」と“頼もしい”打線に感謝していた。

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2021年4月6日のニュース