3年ぶりの貯金目前で…オリは終盤の追い上げ実らず黒星

[ 2021年4月3日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2ー4楽天 ( 2021年4月2日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・オ>初回から2失点のオリックス・山崎福(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスは投打に精彩を欠き、18年7月21日以来3年ぶりの貯金1に届かなかった。

 「粘ったのは粘ったですけどね…」。中嶋監督が振り返ったのは、5回2失点だった山崎福の立ち上がりの隙だった。先頭の辰己、小深田に連打を許し無死一、三塁を招くと、続く島内の遊ゴロの間に、あっさり先制点を献上。初回に2点を失い主導権を奪われた。指揮官は「自分で立ち上がりが課題と分かっていて克服できていないのは違うと思うしね。今季初登板で力みもあったと思うが、理解していかないといけない」と修正を促した。

 意地は見せた。7回には代打ジョーンズの今季初適時打などで2点を返し、反発力は示した。中嶋監督は「いや、まあ…。でも、そこ(逆転)まで、いかなかったですからね」と唇をかみ、打線の奮起を期待した。

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2021年4月3日のニュース