阪神・高橋の苦悩「体がついてこない」 2軍で調整中 投球再開のメド立たず

[ 2021年4月3日 05:30 ]

2軍調整中の阪神・高橋遥

 右脇腹の筋挫傷で2軍調整中の阪神・高橋が、投球再開のメドが立たない現状について苦しい胸の内を明かした。

 「(状態は)上がってきていない。投げたいですけど、体がついてこない。メドは全然立っていないので、我慢です」。もどかしさがにじむ。春季キャンプ中の負傷から約3週間後の3月上旬にキャッチボールを再開するなど一度は前進を見せたが、3月下旬には再びコンディション不良に見舞われ、現在も治療専念の日々が続く。

 この日の2軍残留練習では約30メートルのキャッチボールの後、利き腕とは逆の右投げでのキャッチボールやウエートトレーニングなどに取り組んだ。「投げられるようになった時に、いい球を投げられるようにやっていきたい」。慎重に我慢強く調整を進めていく。

続きを表示

2021年4月3日のニュース